【東北旅行1日目4】 仙台 瑞鳳殿2 [2016年夏 東北]
一旦瑞鳳殿をさらっと見学したところでボランティアガイドさんが
10人ぐらいのグループを案内していました。
でも、ガイドさんのお話は面白そうなのにグループの人ほとんど聞いていなくて
勝手にほかのところへ行ったりしているので
ガイドさんに許可を得て私達も混ぜてもらうことにします。
結局、彼らは挨拶もせず消えてしまいました。
興味を持たなかったからと言って(私たちが入ってしまったのもいけなかったのかもしれませんが)
挨拶もなく逃げるように消えてしまった方達、ちょっとなあ~と思ってしまうのでした。
ガイドさんと一緒に瑞鳳殿をまわります。
瑞鳳殿
70歳で生涯を閉じた伊達政宗公の遺命によりこの地に建てられました。
1931(昭和6)年国宝に指定されましたが、1945(昭和20)年の戦災で焼失しました。
1979(昭和54)年に再建され
さらに平成13年(2001)に、大改修工事がおこなわれました。
拝殿が、小さくなったのも昭和54年の再建の時です。
建物は桃山建築様式のとても色鮮やかな装飾がされています。
扁額の青はフェルメールの「青いターバンの少女」のターバンの色に使われている
ラピスラズリを使っているそうです。
とても高価なものだそうです。
青銅製の竜頭彫刻瓦は戦火の際にも残りましたが
再建の際には昭和54年の再建の際には竜頭彫刻瓦が省略されそのかわりに
こちらの九曜紋鬼瓦がつけられていたそうです。
やっぱりこれじゃまずいってことで外したんですよね、ってガイドさん。
以前は荒れてしまっていたものを昭和54年に再建しましたが
その時は予算も少なく、今思うと手抜きのところも多かったようです。
その後NHKの独眼竜正宗ブームや東北新幹線の開業などを経て
平成の大改修工事が行われたのだと思います。
現在は新しい竜頭彫刻瓦です。
彫刻獅子頭
こちらも昭和54年の再建の際には省略されましたが
平成13年の改修の際に復元されました。
NHKの独眼竜正宗、あまり記憶には残っていないのですが
渡辺謙さんのイメージから勝手に男っぽい人だと思っていたので
このきらびやかな瑞鳳殿は私のイメージする伊達正宗と
違ったイメージでした。
伊達家の家紋は十六葉菊、五七桐、蟹牡丹、竪三つ引両、竹に雀、九曜、鴛鴦の丸、ナズナ、雪に薄 の9種あります。
この「竹に雀」が定紋で最も人気があります。
臥龍梅
伊達正宗が朝鮮半島から持ち帰り仙台城に植えさせた梅の木から
取木されたもの。
殉死者供養塔
伊達正宗の死に際して家臣15名と家臣に仕えた陪臣5名が殉死しました。
殉死者の墓は各家の菩提寺等にあるためこちらは
供養のためのもととされています。
ガイドさんのおかげで自分たちだけで回っていたのではわからなかった話も聞くことができて
とても勉強になりました。
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10人ぐらいのグループを案内していました。
でも、ガイドさんのお話は面白そうなのにグループの人ほとんど聞いていなくて
勝手にほかのところへ行ったりしているので
ガイドさんに許可を得て私達も混ぜてもらうことにします。
結局、彼らは挨拶もせず消えてしまいました。
興味を持たなかったからと言って(私たちが入ってしまったのもいけなかったのかもしれませんが)
挨拶もなく逃げるように消えてしまった方達、ちょっとなあ~と思ってしまうのでした。
ガイドさんと一緒に瑞鳳殿をまわります。
瑞鳳殿
70歳で生涯を閉じた伊達政宗公の遺命によりこの地に建てられました。
1931(昭和6)年国宝に指定されましたが、1945(昭和20)年の戦災で焼失しました。
1979(昭和54)年に再建され
さらに平成13年(2001)に、大改修工事がおこなわれました。
拝殿が、小さくなったのも昭和54年の再建の時です。
建物は桃山建築様式のとても色鮮やかな装飾がされています。
扁額の青はフェルメールの「青いターバンの少女」のターバンの色に使われている
ラピスラズリを使っているそうです。
とても高価なものだそうです。
青銅製の竜頭彫刻瓦は戦火の際にも残りましたが
再建の際には昭和54年の再建の際には竜頭彫刻瓦が省略されそのかわりに
こちらの九曜紋鬼瓦がつけられていたそうです。
やっぱりこれじゃまずいってことで外したんですよね、ってガイドさん。
以前は荒れてしまっていたものを昭和54年に再建しましたが
その時は予算も少なく、今思うと手抜きのところも多かったようです。
その後NHKの独眼竜正宗ブームや東北新幹線の開業などを経て
平成の大改修工事が行われたのだと思います。
現在は新しい竜頭彫刻瓦です。
彫刻獅子頭
こちらも昭和54年の再建の際には省略されましたが
平成13年の改修の際に復元されました。
NHKの独眼竜正宗、あまり記憶には残っていないのですが
渡辺謙さんのイメージから勝手に男っぽい人だと思っていたので
このきらびやかな瑞鳳殿は私のイメージする伊達正宗と
違ったイメージでした。
伊達家の家紋は十六葉菊、五七桐、蟹牡丹、竪三つ引両、竹に雀、九曜、鴛鴦の丸、ナズナ、雪に薄 の9種あります。
この「竹に雀」が定紋で最も人気があります。
臥龍梅
伊達正宗が朝鮮半島から持ち帰り仙台城に植えさせた梅の木から
取木されたもの。
殉死者供養塔
伊達正宗の死に際して家臣15名と家臣に仕えた陪臣5名が殉死しました。
殉死者の墓は各家の菩提寺等にあるためこちらは
供養のためのもととされています。
ガイドさんのおかげで自分たちだけで回っていたのではわからなかった話も聞くことができて
とても勉強になりました。
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私は ガイドなしで 自力で
見てまわりましたが、
ガイドさんいるとわかりやすいですね。
by オサムシ (2016-10-10 23:26)
良い思い出が出来ましたね。
ガイドさんの説明がなければ素通りの見学が、良い知識を得ることが出来 ガイドさんに感謝ですね。
それにしても途中で立ち去った観光客は何処行っても同じ行動をするのでしょうね。
by あすか (2016-10-11 06:47)
過去の改修の歴史とか、ガイドさんから説明聞かないとわからないですよね。
そのときどきの財政事情で、簡略化される場合があるというのは仕方ないですかね。
歴史的なものに対しては、やはり原形を保てるような形で改修していってほしいです。
by YAP (2016-10-11 07:19)
ガイドさん頑張ってますね~
こういう方のお話はありがたいですね。
by とまと (2016-10-11 08:20)
正直言って、たまにガイドさんの話が退屈なときもありますが、
何も下調べしていないときなどはガイドさんの説明がないと
見逃す場所も多く、あとになって後悔することもあります。
今回はジャランこさまはガイドさんのお話が聞けて良かったですよね。
離れるなら離れるで、せめて礼儀は守ってほしいものです。
こういうボランティアの方たちが減ってしまう原因かも。残念です。
by aloha (2016-10-11 16:04)
えっガイドさんにも挨拶なく消えられてしまったのですか、それは酷い!
自分たちのペースや思っていたようなお話でなかったとしても
最低限の態度はあるべきですよね
大河も新幹線の開通も良い影響があったようで
後世にちゃんと残る改修がされてよかったです。
by ハイチュウ (2016-10-11 19:27)
自分で行こう、と思ってないと行っても結局そういう欲求まではないんですよね。
私も修学旅行のガイドさんは記憶にないですが、友人らと行ったガイドさんの説明は覚えていますし。
by takoing (2016-10-12 22:44)
家紋9種類もあるのか~。
知りませんでした。
改修は、時代時代の事情で
あとあとあ~あもったいないということに
なることも多いですね。
by ふにゃいの (2016-10-16 17:59)
コメントありがとうございます。
返事が遅れて申し訳ありません。
☆オサムシさん
最初自分たちで回っていましたが
ガイドさんのお話がおもしろそうだったので
一緒にお願いしました。
☆あすかさん
こちらのガイドさんのおかげで、有意義な見学ができました。
いなくなってしまった方達人数も多いこともあり、
怖いもの知らずのような感じでした。
☆YAPさん
改修の歴史、昭和54年の再建の時の話は
きっお話を聞かなければ知らずに終わってしまったと思います。
財政的な問題で、こんな改修をされることもあるのだと
とても勉強になりました。
☆とまとさん
シニアのガイドさん、とても勉強をされているようで
聞いていてためになりました。
☆alohaさん
確かに急いでいるときに長いお話はちょっとと思ってしまうときもありますが
その場合でも、一言ご挨拶をするのが礼儀だと思います。
こちらのガイドさんは入り口のあたりにいらして
お願いする形のようでしたので、そもそも興味がなければ
初めからお願いしなければよかったのでは?と、思うのですが。
☆ハイチュウさん
こちらのグループ、数家族のグループだったのか
下は中学生から3世代という感じで、親がそんな失礼なことをしてしまうと
子供たちもこれが当然だと思ってしまいそうです。
無料だからとお願いしちゃったのでしょうが、せめて失礼しますぐらい
言えなかったのか?と思ってしまいました。
☆takoingさん
修学旅行の京都、友達と遊んだこと以外何も残っていません。
大人になって行ったらいいところだなあと。
やはり自分で行きたいという気持ちがないとだめですね。
☆ふにゃいのさん
家紋って基本1種類だと思っていたので
9種類、そんなにあるの!?ってびっくりでした。
改修の話、とても興味深かったです。
by ジャランこ (2016-10-25 23:04)